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エンジェル・イン・ザ・ダーク (2001) Angel in the Dark Last Updated on September 13, 2008 |
曲紹介
[1] ファースト・ソングス, 1967 [2] イーライと13番目の懺悔, 1968 [3] ニューヨーク・テンダベリー, 1969 [4] 魂の叫び, 1970 [5] ゴナ・テイク・ア・ミラクル, 1971 [6] スマイル, 1976 [7] 光の季節〜イン・コンサート, 1977 [8] 愛の営み, 1978 [9] マザーズ・スピリチュアル, 1984 [10] 抱擁, 1993 [11] エンジェル・イン・ザ・ダーク, 2001 [12] 飛翔, 2004 その他 History of Laura Nyro' life (略史) Art and Soul of Laura Nyro (楽譜) Soul Picnic (伝記) あとがき 表紙に戻る |
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1. Angel In The Dark 2. Triple Goddess 3. Will You Still Love Me Tomorrow(Gerry Goffin/Carole King) 4. He Was Too Good To Me(Richard Rodgers/Lorenz Hart) 5. Sweet Dream Fade 6. Serious Playground 7. Be Aware(Burt Bacharach/Hal David) 8. Let It Be Me(G. Becand/Manny Kurtz) 9. Gardenia Talk 10. Ooh Baby, Baby(William Robinson, Jr./Warren Moore) 11. Embraceable You(George Gershwin/Ira Gershwin) 12. La La Means I Love You(Thomas Randolpf Bell/William Hart) 13. Walk On By(Burt Bacharack/Hal David) 14. Animal Grace 15. Don't Hurt Child 16. Coda _ 最初のエンジェルインザダークが哀しい曲。しかし最後のいたずらはひどすぎる。 このアレンジを担当した人は一体何を考えているのか。 12番目が素晴らしい。ラララ。この曲を、こんなまっとうに美しく歌ったら、もう誰も勝てないだろう。 _ ローラの遺作が聴けるのは、ファンとしてありがたいことではある。これはおそらくエグゼクティブ・プロデューサの努力のたまものであると思う。しかしながら、ライナーノーツをプロデューサが書くことも特別ながら、このレコードを自分の二人の息子に捧げる、とある。おいおいちょっと私物化しすぎなのではないか?と私などは感じるわけである。 _ このプロデューサは、ローラと「ルナ・ミスト・レコード」というマーナーレーベルを設立した。3種類のレコーディングを企画していたらしく、1.ローラの作曲による新曲、2.ローラが若い頃よく歌っていたオールディーズ的な曲のカヴァー、3.ライブ録音がその3つのプロジェクトである。このエンジェル・イン・ザ・ダークは、1.と2.を合わせたものになると思う。 _ ミシェル・コート著の「ソウルピクニック」によれば、このプロデューサがこのアルバムを発売するにあたっては裁判沙汰など、ひと悶着あったようである。そのためか、ライナーノーツはローラの最期の日々を描きつつ、いかにこのプロデューサとローラが親しかったを、そしてこの遺作集を世に出すことをローラから託されていたかを弁明するような調子に読めなくもない。 _ ローラの曲は、1,2,5,6,9,14,15番である。1番のエンジェル・インザ・ダークは、すでに亡くなったローラの母と、母方の祖父が念頭にあったらしい。彼らの写真をレコーディングの最初の日にピアノの上に置いた、とライナノーツにある。この曲はその出来もさることながら、遺作集というこのアルバムの性格からすると、身のつまされる思いのする曲である。 __「私の祈りに応えて、戻ってきて」とせつせつと呼びかけている。例えば、同様にアルバム第一曲目であるニューヨークテンダベリーのユー・ドント・ラヴ・ミー・ホエン・アイ・クライは「二つの流れが消えていく・さよならは言いたくないの」という、これから喪失する悲しみである。しかし、このエンジェル・インザ・ダークは、もはや失ってしまった、取り返しのつかない、完全なる喪失の悲しみである。もし何か解決策があるとすれば、こちらからそちらへ行くということも考えられないではない。しかし、それはこの世に生を受けているものには、許されないことであろう。ところがローラはそれからわずか2年後に、そちら側へ行ってしまった。この曲は、ひしひしと迫るものを私たちに与えていると思う。 _5番のスイートドリームと9番のガーデニアトークは明るく、静かめで少し暗いこの曲集の中では、うきうきするような曲である。特に9番は、春のこれから何か始まりそうな予感のする、素敵な曲だ。しかし、そうであるがゆえに、よりいっそう哀しさを引き立てているような気がする。5番はスタジオセッションで最後の録音だそうである。 _ローラは1997年の4月8日、風の吹く火曜日の朝5時15分に亡くなりました。 この頁の最上部へ| 前へ| 次へ| 目次に戻る |
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