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スマイル (1976)
Smile




Last Updated on September 13, 2008
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曲紹介
[1] ファースト・ソングス, 1967
[2] イーライと13番目の懺悔, 1968
[3] ニューヨーク・テンダベリー, 1969
[4] 魂の叫び, 1970
[5] ゴナ・テイク・ア・ミラクル, 1971
[6] スマイル, 1976
[7] 光の季節〜イン・コンサート, 1977
[8] 愛の営み, 1978
[9] マザーズ・スピリチュアル, 1984
[10] 抱擁, 1993
[11] エンジェル・イン・ザ・ダーク, 2001
[12] 飛翔, 2004
その他
History of Laura Nyro' life (略史)
Art and Soul of Laura Nyro (楽譜)
Soul Picnic (伝記)
あとがき
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曲紹介

__前作までの強烈さとはうってかわって、落ち着いた良曲ぞろい。このアルバムを聴いてから考えると、 4枚目の"Christmas..."は独自の世界にあまりに入り込んでいるし、5枚目の"Gonna take a miracle"はジャケットの写真の顔色も含め、何か危ない方向に行きかけている感じがします。それらからすると、この"Smile"はなにかふっ切れた、ひと皮むけた落ち着きがあります。"光の季節・コンプリート"の解説では、この"スマイル"以降は60年代のローラの後日談、などと書いていますが、この"Smile"を聴く限り、とても素敵な後日談に仕上がっています。最初聴いたときは全般にボーカルの音量が押さえ気味のように感じました。この点でも今までのような高音大絶叫のぶちきれた歌い方とはちがい、ゆったりと聴けます。

1曲目:"Sexy Mama"
_この曲はローラの作ではないのですが、まるでローラが作ったかのように自然に歌っています。

2曲目:"Chilgren of the Junks"
_まるでジャンク船が水面をゆっくり滑っていくような、ゆったりとうとうとした曲。こうした情景を歌っているのかどうか知りませんけど。野良猫と偏向者じゃ、さっぱり何のことか分かりません。

3曲目:"Money"
_この曲はロックになっている、と言えるでしょうか。どちらかといえばライブ版の"光の季節"の方がこの曲の魅力を引き出しているように思います。

4曲目:"I Am the Blues"
_私は煙草が大嫌いですが、こんなに切々と歌われたら心動かさないわけにはいきません。この曲と7曲目が"夜"の曲で、このアルバムのイメージの大きな部分を占めていると思います。この曲で圧巻なのは、ローラの歌声もさることながら、終わりの方のベースでしょう。私としては金管よりも、ここはベースをもっと聴こえるようにアレンジしてほしかったです。いったいどんなベースでどんな奏法なのか知りませんが、果たして、これは物理的に可能でしょうか?この時代ですからまだ物理的に可能な音しかないとは思いますが

5曲目:"Stomy Love"
_CDだとあまり意識しませんが、この曲がB面の一曲目ですね。ローラの曲では、ギターが重要な位置を占めるものはあまりないような気がしますが、この曲のギターは印象的です。途中"fly away","cry all day"の完璧すぎる韻にちょっと苦笑。ゆったりと曲が流れ、幻想的...

6曲目:"The Cat-Song"
_この曲はある意味、一番ローラらしい曲。もう少しはつらつと歌ってほしい気がしましたが、もう前作までのような声を張り上げる、といった歌い方にならないのですね。この曲は"朝"の曲です。一方、4曲目と7曲目が明確に夜の曲です。ローラの曲は詩も結構凝っています。

7曲目:"Midnite Blue"
_この曲はすばらしい。このアルバムで一番の獲物、と言えます。正味は短い曲ですが、最後の繰り返しに入る前の"river music"のところからの盛り上がりがすばらしい。これこそが音楽の、そして歌の感動だと思います。
_出だしでベースとピアノが若干ずれています。今だったら、このままでは許されないでしょう。でもいかにも人間が奏でた、暖かい演奏だと思います。話がそれますが、日本の誰だか忘れましたが、歌手生活何十年を記念!とかいう曲をラジオで聞いたことがあります。ところがその曲がピコピコリズムマシーンで味気ない、安っぽい音楽でした。何でそんな記念すべき曲を、人間に演奏させないのでしょうか。人間の奏でる音楽はとても暖かく、心のこもったものになるのに。

8曲目:"Smile"
_結構おしゃれな曲。4曲目の金管は気に入らないのですが、この曲では結構いい味出しています。でも、お琴はいらないような...

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